異論耕論ときどきイクスカーション

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。そんな人の世だけれど、それでもなお、を貫いてみる。

東京2020開幕日、開催を目的化したことが招いた大会の危機

いよいよ、東京オリンピック2020大会が開幕します。無類のスポーツ好きで、ついには仕事のひとつとなった私にとっても、純粋に待ち焦がれた大会でした。錬磨を重ねて頂点をめざす選手たちのパフォーマンスに酔いしれ、努力の陰にある人生の悲喜こもごもに触…

東京オリンピック・パラリンピックの開催可否はレガシーでこそ語れ

東京オリンピック・パラリンピック大会の開催が揺れている。言うまでもなくCOVID-19(新型コロナウイルス)の世界的な流行によるものなのだが、日本政府の感染対策への不信感から大会遂行能力に疑いの眼が向けられ、不透明感が増幅している。加えて、「何が…

【第2回】この惨状は、覚悟しなくてはいけないのか

シリーズ:今だから話そう、大震災のあの時あの現場 釜石、気仙沼、小名浜、そして仙台。次々と中継される津波の映像に、私は涙をこらえきれなかった。釜石の魚 市場の真裏には、とてもお世話になってきた豆腐屋さんがある。でも、帰省したときに訪れるのが…

【第1回】この地震はまずい、頼むから逃げていてくれ

シリーズ:今だから話そう、大震災のあの時あの現場 2011年3月11日。 あの日、中央合同庁舎4号館8階にある行政刷新会議事務局では、NHKの国会中継を見やりながら菅内閣の先行きを案じていた。参議院の決算委員会において総理の外国人献金問題が取り上げ…

【はじめに】

シリーズ:今だから話そう、大震災のあの時あの現場 私は、内閣府に在職しているときに東日本大震災に直面し、大津波の被災地出身であることから特命を受け、2か月間現地に派遣されました。当時としては政府職員として最も長期の派遣であり、また三陸沿岸に…

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